【紅白】桑田佳祐、佐野元春ら豪華ミュージシャン集結!“永遠のロック少年”たちが夢セッション

大みそか恒例の「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、桑田佳祐(66)や佐野元春(66)Char(67)世良公則(67)野口五郎(66)と、日本の音楽シーンを作ってきたミュージシャンたちが集結した。

同学年の5人による「桑田佳祐 feat. 佐野元春,世良公則,Char,野口五郎」名義で、披露したのは「時代遅れのRock’n’Roll Band」。60歳を超えた“永遠のロック少年”たちが、楽しそうに楽器をかき鳴らした。桑田は「サザンオールスターズ」で「希望の轍~勝手にシンドバッド」を披露した18年以来、4年ぶりの紅白出演となった。

 今年5月、桑田の声掛けで企画がスタート。桑田は4人の同学年ミュージシャンとともに、コロナ禍や海の向こうで起きている紛争など、混迷を極める今の世の中に向けて作られたメッセージソングの同曲を発表した。作詞、作曲はともに桑田が担当。チャリティーソングであるという企画趣旨に賛同し、メンバーが一堂に介したミュージックビデオも制作された。この楽曲が、「LOVE&PEACE」という今回の紅白のテーマにピタリ合致。出演が決まった。

 軽音楽部の部室を模したスタジオからのパフォーマンス。Char、野口、世良が3人でギターセッションを行っていたところに、桑田が遅れて入室する。「加山雄三さんが最後の紅白で。1曲やっちゃいますか」と桑田が呼び掛け、加山雄三へリスペクトを込め代表曲の「夜空の星」を4人でセッションする。歌い終えたところで佐野が合流し、「時代遅れのRock’n’Roll Band」を披露した。

 この日はゲストミュージシャンの大友康平(66)、原由子(66)の同年代2人に、若手世代代表として「OKAMOTO’S」のベーシスト、ハマ・オカモト(31)も加わる、紅白ならではの超豪華布陣。曲を披露する直前、桑田が「いつも素敵なトラックに乗っている大友君、カウントダウンお願いします」と大友をイジって笑いを誘っていた。

 その後、桑田は「来年もおじさんたちは明るく楽しく、遊び心を忘れずに“時代遅れのメッセージ”を発信したいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます」とあいさつ。佐野も加わり、5月に緊急配信リリースされたチャリティーソング「時代遅れのRock’n’Roll Band」をテレビ初歌唱した。

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